TADASHI KAWAMATA in mikasa 故郷三笠の廃校になった校舎の体育館を占拠して、 KAWAMATAワールドを展開。 KAWAMATA ROOMとして公開、そしてその中で講演。 |
入り口に昨日見せていた学生作のポスター。
会場入り口はベニヤの壁。
その後ろのベンチで陣取る同級生グループと記念撮影。
聴衆は、50〜60人とちょうどいい雰囲気。
講演前に資料をチェック、眼鏡をさげて見る姿は、やはり年だねえ
。
模型越しの講演中の川俣。
今日の馬たちの表情
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講演が無事終了、
場所を移してクロフォード公園でご苦労さん会。
学生たち取り囲まれて、丁寧に質問に応えるのはいつものスタイル。
5時半から7時すぎくらいまで、ずう〜っと質問攻めにあってました。
来年もこの学生たちに囲まれて、継続して何か成果を三笠幌内に残していけるようにしたいですね。
主催の文化財団も共催の教育大学も三笠市教委も、
本人はもちろん。3者が3者ともぜひ継続したいとの意向で、
何かが始まりそうな予感はありますね。
あえて言えば、
過去の記憶(記録)を巡る大空間、
北海道らしく脱石炭、
再び山、あるいは豊富な森林資源、坑木だったカラマツ丸太だとか。
ニューヨークのツリーハウス群は確かに美しいけど、
だって、
あの体育館を埋め尽くし、
外のグランドまで展開していく、
北海道らしい巨大なプロジェクトがあってもいいんでないかい。
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■1992年 | 北海道で初めて同期会と三笠〜夕張の産炭地視察 HP |
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■2001年 | ディメーテルのシンポジュームで10年ぶりに札幌で同期会 HP |
■2002年 | ディメーテル本番のため、数回にわたって同期会と同期たちでサポーター結成 HP |
◇このとき、熱心な市職員、同級生のO氏の尽力で、三笠市も関わり始める | |
■2003年 | 同期生市職員I氏の尽力で岩見沢市市民大学講座 HP |
当社設計施工の彼の故郷の「海容寺」の渡り廊下に参画のため HP |
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■2004年 | コールマインプロジェクト「空知炭坑見学ツアー」で三笠市役所と HP |
幾春別「海容寺」訪問(当然お父さんも一緒) |
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■2005年 | 三笠楽校と HP |
横浜トリエンナーレで横浜集結、同期会 HP |
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■2008年 | 三笠モダンアートミュージアム「KAWAMATA ROOM」開設 と講演 HP |
HPは、当社ホームページでレポートしてます。クリック
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■さてさて、2009年以降は・・・
(もちろん北海道でのことだけど)
横浜トリ以来、芸大教授の地位も辞し、
パリで新生活をスタートし、ボザールの教授に就任し、
長男も誕生し、
その間メールでやり取りはしていたものの、
こうやってまとめてみると、
知らないうちに私のレポートの履歴も積み重ねられているものですなあ。
いやあ、感慨深い、僕も彼も同じだけ年を重ね、
川俣正をみる僕の目にも微妙な変化はあるものの、
視点にブレはないように思う。
こうなると、
北海道に来続けることが一つの義務になってくるのではないのかな、
どう?川俣・・・