香港紀行09 入門編 ・千歳直行便
    まるで、東京へ行く感覚

3-2.

■3月25日水曜日・2

 トラムで香港島東の北端ノースポイントからセントラル(2)を通り越し西のションワン(1)まで行ってみる。クイーンズロードは、メインロードなので、昨日もバスやらなにやらで何回か行き来したけど、やはりペイの中国銀行とフォスターの香港上海銀行は、別格だね。完成度がちがうもの・・・
  トラムの2階から見る街の雰囲気は、錦糸町から銀座を通り越して新宿までといった感じで、ションワンから山側に入ってSOHOへ向かうと、そこは青山原宿渋谷を混ぜたような通りになる。通りは山坂が激しく歩道は階段状になっているところもあるほど。そこに骨董屋さんやはんこ屋さんやイタリアンレストランなどが軒を連ねる。昼飯は、ちょっと道に迷ったところで、若者でにぎわっていた食堂に入る。
 そこからセントラル駅に抜けて、中国銀行(東の)と香港上海銀行を一緒にカメラに納める。パリのルーブルのガラスのピラミッドもそうだったけど、あのガラス面の何ともいえない「なめらかさ」というのは、ペイさんお得意のモノらしく、この中国銀行のなめらかさにも共通していて、なんとも美しい。





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地下鉄ションワン駅前でトラムを下車。
降りたところにある標識 の左矢印の山の手へ向かう文華里通りに、とりあえず入ってみる。




道に迷って適当に歩いていると、若者で混み合っている食堂に出くわす。
ちょうどお腹も空いてきたので、昼食タイム。

豚骨風ラーメンに豚肉にとろけたチーズにトマト入りという変わった麺。



 
高級っぽい骨董品屋さん



 
 
町並み、坂道。

 

そのうち出くわしたヒルサイドエスカレーターに乗ってみる。
両サイドの雰囲気。



そのうち疲れたので入ったバーでビールで一休み。
住人なのか観光なのか、欧米人が多い。




香港上海銀行の裏通りに面するピロティ。




別格、艶やかなペイの中国銀行と蟹ビル、フォスターの香港上海銀行



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 ぶらぶら、ここまで歩いてきたけど、セントラルから地下鉄で九龍側へ。
 実は、スターフェリーもトラムもクーポンで乗ってきたので、ここで初めてオクトパスカードを購入。「どこで買うの?」と、キオスクみたいなところで聞く。カスタマーズセンターといって指さす方に行くと「客務中心」と書かれたガラスで囲まれたブースがある。そこで$150を払って購入。
 地下鉄で九龍へ。二つ目の駅ジョーダンで降りる。トイレに行きたくなり、マクドナルドがあったので入る。そこでトイレをかり、利用させてもらって悪いので、チーズバーガー
とコーヒーを買って、食べながら周囲を見回すと、日本と違って若者より年配者やファミリーが非常に目立つ。
 一息ついて、広東通りに出て、軒を連ねるヒスイ専門店を冷やかしながら、北のヤウマティへ向かう。途中の専門店で、ここらでおみやげにと、6個まとめて値切り買いする。




ここでオクトパスカード購入。



 
ヒスイ専門店が並ぶ広東通り。高級店もある。



 

広東通りをヤウマティとの中間くらいまで歩くとヒスイマーケットに出くわす。
A区、B区に分かれている




 
もう時間が遅くなっていて、もう店じまいのところも多い。



 
ヒスイマーケットから、再び地下鉄ジョーダン駅へ。
そこから香港島ワンジャイへ、そうヴィクトリアハーバーからの夜景クルーズへ行くためだ。


 
地下鉄内と乗り換え駅、金鐘



 
そして、ワンジャイ駅。
車両も駅もきれい。



駅から、スターフェリー乗り場へ向かう途中の歩道橋から。


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ビクトリアハーバー夜景鑑賞クルーズのパンフレット。ワンジャイ発着ドリンク軽食付き$100


予想以上の感動モノ、クルーズなんですよ。



 
まず、九龍遠景と香港島遠景

 
 
漂う他の遊覧船がそこかしこ


 
左白い近景と右虹色の遠景のライトアップしたコンサートホール



 
波静か、やっぱりおこないがいいと、昼の雨は、きれいに上がってしまう。


 
ほぼ満席でみんな前後の屋根のない甲板に出て、カメラのシャッターをきる


 
 
8時から始まったレーザーショー、圧巻


 
 
右ワンジャイ、左セントラル

 
 
中国銀行も香港上海銀行もライトアップするんだよ。




スタートがワンジャイで、チムチャツォイ、セントラルとまわって遊覧したんだけど、
ワンジャイで乗った人は、ワンジャイで降りなければいけない。
だから、最後にまたスターフェリーでチムチャツォイに戻る。



あっという間の1時間。
チムチャツォイ
に戻って、プロムナードを歩く。
そこにはまだまだ人々が夜を楽しんでいました。



夜のペニンシュラの威容、
そのまえを通ってニューワールドセンター前シャトルバス乗り場へ向かう。



 
最終まで時間が少しある、バス停前のニューワールドセンター1階がUCCのレストラン。
それがけっこう賑わっているモノだから、思わず入ってしまう。
全く日本的味付けで、スパゲッティを懐かしさを持っておいしく食しました。


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今日も遅くまで歩き回り、風呂に入って、満ち足りた気分でベッドイン。
今日にかけていたフリータイムは、期待以上でありました。


3-2.
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