シリーズ ・
旅行記
『伊勢・鳥羽』
9月10・11日
今回の目的は、ひとつ。
数々の賞を受賞した、
鳥羽にある、
内藤廣
の『海の博物館』を見ることでした。
1.
名古屋空港から、高速伊勢道で一挙に。
お伊勢参りは、その付録のつもりだったのですが・・・
実は、桑沢デザイン研究所2年目の確か1978年、
清家清のデザインシステムのお手伝いで、
「おはらい町通り」の調査に1週間泊まり込みで来ているのです。
江戸時代からお伊勢参りは観光化し、
年間何百万人という人たちが訪れたといいます。
1978年当時、
内宮参道「おはらい町通り」中間に位置していた銘菓『赤福』が、
その客足の落ち込みを懸念して、
清家清に再開発を依頼したものと記憶しています。
http://www.akafuku.com/
結果、清家さんは結局かかわりませんでしたが、
赤福の向かい側に、
『おかげ横町』を再開発し、
見事な賑わいを見せています。
「おはらい町通り」の賑わい。
我々が調査した当時は、
舗装道路の閑散とした田舎の町の通りだった。
今や当たり前だが、石畳風に電線は埋設されている。
江戸時代に電気は通ってなかったものね。
それ風の街路灯。
あまりにもという気がしないでもない銀行や郵便局。
そして、風格の赤福本店。
創業1707年、
変わることのないそのスタイル。
たぶん、配置や大きさは昔から変わらず、
薪で焚くかまど廻りや、洗い場の水回りもそれ風でいて、おもしろい。
客室から店先を見る。
右ガラス戸に囲まれた中で赤福が作られている。
客席、調査当時はこんなに開放的でなかったような気がする。
3個で290円、たぶん変わらぬ味。
本店斜め向かいの店では、あんこにお餅の入った抹茶氷が食べれます。
その左となりが社長宅、アプローチを撮る。
2
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へ続く
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