長沼 JAPAN WineGrowersワイナリー 新築工事
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2024.05.10
残工事ありますが、無事お引渡し
ワイナリーの正式名称は
「Hokkaido SPACE Winery」
https://hokkaido-space-winery.com/施主様の大人気のワインはこちらから!
今回のワイナリーは「シェアする」ワイナリー
集合住宅のように醸造スペース・機器をシェアして新たに参入するワインの造り手が助け合いながら醸造する画期的なシステムとなっています。
以下、少しではありますが完成写真の一部です。
外観
カラマツの外装とゴールドベージュの外壁の調和がとれています。
テラス側外観
当社社有林の丸太を使用。
お施主様にも山に来ていただいて選定しました。
2階物品販売スペース
コールテン鋼による造作キッチン。
物品販売スペースよりテラスを見る。
大開口から眺めの良い景色を楽しめます。
キッチンから
テラス。
デッキ材は屋久杉のデッキ。
新しいスタイルのワイナリー
今後の発展がとても楽しみです。 -
2024.05.02
1階は醸造作業もあるため先行して引き渡し。
2階内装工事を2期工事として徐々に進めます。
醸造作業に向けて、急ピッチで進めた1階。
一方2階工事は人数を絞って少しゆとりをもって進みます。
見せ所は物品販売スペース
見晴らしのよい景色が見える大開口窓。
キッチンスペースが併設されます。
フリースペース
天井は構造が表しでフローリングはオーク材を使用。
キッチンスペースは造作
コールテン鋼で仕上げます。
鉄サビをサビで防ぐという特徴
表面に緻密な保護性のサビを形成して経年で味がでてきます。
照明もつき、調光作業
完成が見えてきました。
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2023.12.23
外装が徐々に出来上がってきます。
ここまで来ると建物のボリューム感がわかります。
外壁付加断熱~タイベックまで
作業場上部
天井はカラマツの構造用合板を表しで仕上げます。
平行弦トラスはカラマツ集成材なので、素材の調和がとれた見た目に。
外壁の桁側はガルバリウム鋼鈑のTSスパン。
妻側はカラマツの板を縦張りに。
ガルバリウム鋼鈑の色はゴールドベージュ。
こちらは、ファサードではなく所謂建物の裏側。
当社社有林から伐採したカラマツの丸太を採用。
2階はテラスとなり、気持ちよく景色を望む場所に。
丸太の柱は大工の手で伐採、皮むき、仕口加工を行います。
山から建物にて施工するまで当社の手で出来るのも大きな強みです。 -
2023.09.12
始めの投稿から約2ヵ月も空いてしまい申し訳ございません。。。。
一期工事も竣工に近づいており、この2ヵ月を前・後編に分けて工事の様子をお届けしたいと
思います!【I期工事 前編】
7月1日 大工工事スタート。今回、I・II期工事と分かれており、
I期工事は、建物外部とワイン醸造作業に関わるエリアです。
朝のラジオ体操後、定例のツールボックスミーティング。
本日の作業内容、作業で危険なポイント等々を確認し合う、
大事な打合せです。[朝のミーティング]
[建て方の様子]
平均30歳のヤング大工チームによって、
どんどん進んでいきます。
5人とも勢いがあり建築面積400㎡のワイナリーもみるみるうちに形が見えてきます。
そんな今回のワイナリー、構造に2つの特徴があります。
それは、
”カラマツの丸太”と”平行弦トラス”です。一つ目の特徴の”カラマツの丸太”
長沼の景色が見渡せるワイナリーのテラスには、
大小4本のカラマツの丸太が建っています。
このカラマツの丸太は自社の社有林から大工が伐採し、皮を剥き、
木を見る目が肥えた棟梁が、
カラマツ一本一本を見比べ、丸太の長さ、場所、向きを決めていきます
棟梁の手元を離れ、
クレーンにより吊られていく丸太。
空飛ぶ丸太。
太陽からの光でとても神々しいです。
2つ目の特徴の”平行弦トラス”
上弦材・下弦材が平行に並び、その間を束、斜材で構成される平行弦トラスは、
内部の作業場天井から外部のポーチへとの伸びていきます。
約13mトラスが7つ連なることで作業場の大空間が確保されています。
約13mもあり、かなりの重さだが
天井で表しになるトラスのため、
傷がつかないように慎重な荷揚げ。
トラス材が全て架かった様子。
天候に恵まれない中でも、約2週間で上棟。
無事、建物も上棟し屋根・外壁・内装へと別れて作業を進めていきます。
[上棟後の屋根の様子]
[野地合板張り]
[屋根付加断熱 GW105]
[屋根通気垂木]
建物のボリュームが大きく、仕様が自社とは違うため、
大工も現場管理も奮闘した7月でした。
後編へ続く。。。 -
2023.07.10
ワイナリーの新築工事中です。
長沼では2棟目のワイナリーとなります。
設計は武部建設で大工経験を積んだ、FURUSAN ATELIER篠原が担当。
町や田んぼが見渡せる丘の上が建設地です、青空がよく映えます。
ちょっと風の強い現場です。
掘削~砂利敷込
配筋作業
布コン打設①
布コン打設②
足早なんですが掘削~布コン打設まで順調に進みました。
そして土間コン打設。
晴天の打設日。ポンプ車と青空がいい絵になります。
土間配筋①
土間配筋②
等間隔にがんじがらめに組まれた土間鉄筋。
細かい網目のようです。
フレッシュコンクリートが注ぎ込まれます。
ある程度、コンクリートが硬化したタイミングで左官屋さんがきれいに仕上げます。
建物の規模が大きく、生コンの数量が合っているかドキドキしましたが、
土間コン打設も無事完了!
翌日の朝。
コンクリート打設直後のクラック防止、強度発現のための散水養生を施しました。
これで基礎工事完了。次回から建て方です。