自然の恵みが日々を潤す てまひまぐらしの家
南幌町・Kさん宅
夫婦30代、子ども1人
札幌出身のKさんご夫妻は、2年前までKさんの勤務地である千葉県で暮らしていました。休日は夫婦でキャンプや北アルプスに登山に出掛けるのが楽しみだったといいます。「できるだけ早くに故郷に戻って、より自然の息吹を感じられる場所で暮らしたいと思っていました。2年前、長年の願いが叶い、札幌へ異動。すぐに、理想の暮らしを実現できる土地や住まいを探し始めました」とKさんは語ります。
アウトドア派のご夫妻が思い描いていたマイホームは、薪ストーブとバーベキューテラスを備えた三角屋根の家でした。「外壁は板張り、リビングから森が見えたら最高。自宅に居てもキャンプ気分が味わえるような家に住んで、犬を暮らしの友にしたいと考えていました」と、奥さんはいいます。
しかし、ご夫妻の想いとは裏腹に、札幌市内や近郊では理想通りの家や敷地はすぐには見つかりませんでした。それでも諦めずに、インターネットで理想の住まいを探し続けました。2019年1月、出会いは突然訪れました。「何気なくネットを眺めていたら、この家があったんです。周囲の広がりのある景色も気に入り、早速販売元の武部建設に問い合わせました」と奥さんは嬉しそうに語ります。
ご夫妻の目に留まったのは、南幌町の「みどり野きた住まいるヴィレッジ」で武部建設が建築家、櫻井百子さんとコラボし、2018年6月に完成させたモデルハウス。その建物は、まさにご夫妻が思い描いていたマイホームそのものだったそう。「長く使いたいと集めてきた家具も、不思議なことにあつらえたようにぴったり収まることがわかり、3月には購入を決めました」。
5月の連休、Kさん一家は待望の新居に引っ越し。道産カラマツの構造材が現しで用いられた空間に、愛用の家具や小物がしっくりと馴染んで、既に何年もここで暮らしているかのような落ち着いた佇まいです。玄関続きの広い土間は、新たに家族の一員に迎えた愛犬の居場所になりました。「自然の恵みを生かした暮らしを実現したいと、帰札後に狩猟免許も取りました。ゆったりとした土間はセカンドリビングにもなり、山菜採りや狩猟の後処理にも便利なスペース。とても気に入っています」と、奥さんは語ります。
Kさんはテラスで炭をおこして肴をあつらえ、奥さんと一緒にビールを飲むのが日々の楽しみになったそう。「理想以上の“帰りたくなる家”と出会え、ビールがさらに美味しくなりました」。笑顔で語るKさんは冬の薪ストーブライフも満喫したいと自ら材料を調達し、裏庭に薪棚も設えました。「てまひまくらし」そのままのご夫妻の日常が、田園の住まいをより味わい豊かに磨き上げていくことでしょう。
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