みどり野きた住まいるヴィレッジ
てまひまくらし
公開期間終了につき、現在は公開しておりません。
ポイント
- メンテナンスが楽しみになる住まい
- プラスワンルームとして広い玄関土間を採用
『きた住まいる』
とは
建築家と地域工務店で家づくりを行い、販売するプロジェクトが『みどり野きた住まいるヴィレッジ』です。都市と田園のバランスがほどよい南幌町でこそ実現できる「クオリティ・ファーストの暮らし」をテーマに掲げ、6組の建築家と地域工務店チームが家づくりに挑戦しました。
例えば、分譲のスタート時点では、隣地も合わせて購入できるよう1区画おきに販売し、2区画分の広い視界と秩序ある街並みを住人に提供したいと考えたのも、そのひとつ。隣地にはベンチやあずま屋、ゲスト駐車場やこどもの見守りスペースなど、住人が互いに利用できるシェアリングのしくみをつくり、時間と空間を共有することを提案しています。
また、個々の住宅では屋外・半屋外空間を室内空間とつなぎ、住宅の面積以上の広がりが感じられるなかで、ゆとりの時間を楽しんでもらいたいと考えています。
てまひまくらし概要
- 武部建設株式会社 代表取締役 武部豊樹より
- このプロジェクトにはいくつかの新しい試みがあります。
ひとつは、地域の住宅のつくり手(建築家と工務店)が協働で行政(北海道)と一緒に小さいながらも街並みをつくろうということ。
ふたつ目は、設計と施工が計画段階からそれぞれの持ち味(デザインと施工ノウハウ)を対等な立場で出し合って家づくりをしようということ。
三つ目は、それを北海道の家づくりの新しいスタンダードのひとつとして確立したいということ。
このような野心的な試みに私たちはチャレンジしています。
(武部建設株式会社 代表取締役 武部豊樹)
- 一級建築士事務所 アトリエmomo 櫻井 百子より
- 今回、このプロジェクトに参加したのは、コンセプト、テーマに強く共感したからです。地域での暮らしと住まいが一体となって場の魅力が高まって住みたい人が集まってくる、そしてまたそれが場の魅力を引き出して引き継がれて、まちが育まれていく。そんなプロジェクトに武部建設さんとタッグを組んで参加できるなんてとても魅力的なプロジェクトだと感じています。
私たち、TAKEBE+momo TEAMは「てまひま・くらし」というキャッチフレーズとともに、なんでもメンテナンスフリーを求めるのではなく、ちょっとしたひとてまを楽しくかけたくなる。そんな住まいと暮らし方を提案していきます。南幌の表情豊かな四季を通じて、日常の些細な気づきが暮らしに喜びとして広がるような住まいにつなげていきたいと思います。
(一級建築士事務所 アトリエmomo 櫻井 百子)
データ
- 建築データ
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- 構造規模:木造2階建て
- 延床面積:住宅110.96㎡+雁木26.49㎡
- 施工:武部建設(株)
- 設計:アトリエmomo
- 主な内部仕上げ
- 床:カラマツ無垢フローリング
壁:ルナファーザー
天井:構造表し
- 断熱
- 基礎断熱:EPS特類 75+75㎜
外壁断熱:軸間 高性能GW 105㎜、付加 高性能GW 50+50㎜
屋根断熱:高性能GW 280+105㎜
- その他の特徴
- ・暖房:温水暖房+薪ストーブ
・換気:第三種換気
・熱源:ガス(暖房・給湯)
工事過程
公開期間終了につき、現在は公開しておりません。