ローマ紀行 1 ・安田侃『ローマ展』を体験するために |
イタリアローマ浸け、6泊7日間 |
1.
動機
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1976年今から30年前、最初の海外旅行はメキシコだった。
高校3年生のとき、ガウディを何かの記事で見たときから、
スペインカタロニアの首都バルセロナが行ってみたい憧れの地だった。
当時、円は1$=230円くらい。
スペインまでは、50万は必要だったと思う。
それでスペインは断念。
飛行機が安い同じスペイン語圏のメキシコになった。
そのとき以来、イタリアも片隅にはあって気にはなっていたのです。
大学に入って建築を学ぶようになって、
発信されてくる情報はますますイタリアで、
イタリアの雑誌「domus」は、かっこ良くて、
卒業するまでに一番の海外のお気に入りの建築家は、
イタリア人カルロ・スカルパになっていた。
そんな思いから30年。
安田侃『ローマ展』がきっかけを与えてくれました。
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2.
11月28日・千歳〜ローマ
北長沼あたりまで、ご覧のように雪。
インターネットの情報では、最高15℃最低5℃くらいとなってたけど、
ローマは
いったいどんなだろう?と思いながらハンドル握ってました。
成田からローマフィウミチーノ空港までは、アリタリア空港の直行便。
出だしから疲れる旅は、もう50過ぎの身体には堪えるので、ここはすんなり12時間の直行便。
けっこう混んでいて、行列ができてました。
14:55発、12時間足して時差の8時間引くとローマ時間7時頃の到着かな。
アリタリアの機内、満席に近いですね。
この路線、ドル箱なのかなあ。
乗務員は、スチアーデスより男の方が多いくらいで、
ローマに行ってみてもわかったんだけど、イタリア伊達男のサービスもなかなかいいんだよね。
長年の旅の学習から、機内での下半身パジャマにサンダル
。
毛布を羽織っていれば、問題なし。
楽でしたねえ。
機内食は、最初と最後に2回。これは2回目のもの。
道中はビールとワイン飲みながら、寝てました。
フィウミチーノ空港に無事到着。ターミナルビルへは、ミニ交通で数分。
入国審査の前の列、すんなりと。
到着ロビー、右方向に列車のサイン、歩く歩道で。
ターミナルビル前の道路を地下歩道で抜けると地上へ。
ここでターミナルビル方向を見る。
それほどの威圧的な大きさではなく、意外に小さそう。
テルミニ駅まで直通のレオナルドエクスプレスの車内
。
30分間隔で所要時間も約30分。
テルミニ駅に到着、レオナルドエクスプレスは一番端の24番線に到着。
切符は、慌てて買ったけど改札も検札もなし。
ヨーロッパは、このパターンが多いよね。
ホームの発車予定表示、時計の時間は8時40分、つまりローマテルミニ到着時間。
駅構内、ホームの番数表示がいかにもイタリアンデザイン。
列車は、東側からテルミニ終着駅に侵入してくる。
右写真、右手が24番まで並んだホームで、左手が西口側になる。
駅西口は、レンゾ・ピアノっぽいモダンアーキテクチャー。それを背にして徒歩5分のホテルに向かう。
駅舎以外は、ほとんどクラシカル、それもあってか思ったほど明るくキラビヤかではない。
*
石畳をスーツケースを押しながら、すんなりホテルに到着。
至る所、ホテルだらけという印象。
バスタブも十分な大きさで、ホテルのコストパフォーマンスはグッド。
さて、明日からはローマを歩き回ろうと、早々にベッドイン。
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11月28日〜12月5日のローマの旅を決定したのは、確か3ヶ月ほど前。
その3ヶ月で、やりましたね、シュミレーション。
なんたって「グーグルアース」って便利なものがあるものだから、
フィウミチーノ空港から列車に乗って、テルミニ駅について、
駅からホテルまでこれだけの距離を歩いて、
地下鉄(メトロ)では、どのくらいの距離があって、
どの駅からどこまでは、どのくらいあるかとか。
それを日本での移動に置き換えてイメージしておいたんですけど・・・
おもしろかった。
そんな効果もあってか、
ホテル到着までは、
まるで千歳を発って東京のホテルに宿泊するかのごとく、
あまりにもすんなり投宿できてしまいました。
違ったのは、空港でのサインの文字と
列車から見る外の景色と
ローマの街の雰囲気だけでしたね。
さあて、明日からローマ探索のスタートだ。
*
3.
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