沖縄中部・本部半島
八重岳の桜あり、喫茶あり、ビーチあり、亜熱帯あり
。
往復航空券(羽田経由)、ホテル(2泊)そしてレンタカー、
これで、このシーズンなら5万円弱。
行ってきましたよ、そんな旅に。
*
3回に分けてレポートします。
第@回、1章・2章
第A回、3章・4章
第B回、5章・6章
6.
◆
読谷「やちむんの里」
帰路は、高速道を石川IC で途中下車し、読谷村へ。
シーサー園の宮城さんが、那覇の壺屋に行くと言ったら、
こちらを奨められたのです。
しかも作家は、沖縄芸大教授の
大嶺實清
氏を奨められたのです。
一番目立った登り窯。
まずご推薦の大嶺實清の作品展示ギャラリーを見学。
アプローチ敷石は、サンゴ。
板の間に無造作に置かれた作品。
だいだい、「いろり」がある。
デッキテラスがまわったここも沖縄民家風になのかな・・・。
続いて、登り窯が圧倒的に目立ってる場所に。
協同で使ってるらしい。
サンゴ石を積んだ壁にツタが。
中に窯の口。
協同の作品を売る店の建物もこんな感じで雰囲気がいい。
こちらも、名前は聞かなかったけど、3人協同のアトリエ。
読谷町陶芸研修センター。
そして、ちょうど道路整備工事中のバックホーが掘った溝。
底が焼き物の土っぽい。
沖縄
やちむん
といえば、やはり人間国宝の
金城次郎
。
彼には、子供が3人いまして、
その次男が
金城敏昭
さん。
アトリエがやちむんの里手前から、娘さんの宮城須美子さん、そして敏昭さん、
奥が長男と右サイドに並んでました。
道路を挟んだ向かいにも、金城さんの親戚の店がありました。
金城からみで4軒です。
その中で金城次郎窯を継承したのが、左写真の敏昭さんです。
4軒すべて見させてもらいましたが、やはり敏昭さんのがよかったです。
それでゲットしたのがこれです。
40センチはある「だちびん」の大物。
得意の魚の絵といい、地肌の色合いといい他にはない傑作です。
晩年のピカソを思わせるあたたかさと柔らかさが迫ってきます。
帰ってきて置いてみても、実にいい。
ということで、読谷「やちむんの里」を最後に、ルート58号を那覇へ。
空港近くでレンタカーを返して、
17時50分発のJALで羽田経由で帰ってきました。
「また行こう、果ては住んでもいいかな。」
というくらいの気持ちを起こさせる、今回の沖縄本部半島の旅でした。
沖縄本部半島の旅・おわり
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