シリーズ・旅行記 |
カプセルホテル、初体験記(渋谷カプセルイン) |
2007年5月12日 |
若いときは、勢いと眠りの深さでどこででも眠れたんだけど、
今や、年齢からくる様々な要因で、
どんなところに寝るのかは、けっこう重要な要素となってしまってます。
仕事なのかプライベートなのか、
前日翌日の行動なり時間や場所なり、
夜中目覚めても、再眠までのやり過ごす手だてなり、
コストパフォーマンスなど・・・
*
今回は、完全なプライベートで一泊の旅。
桑沢デザイン研究所の恩師が所長職を退任するというパーティーに出席するというのが、
主な用事で、
あとは翌日は東急東横線沿線に住まう次女のところに、顔を出すという旅程。
パーティーは、当然二次会三次会が予想されていて、渋谷で遅くまで飲むことになりそうでした。
滞在時間が短いのに、
中途半端にビジネスホテルやシティホテルのシングルの狭い部屋に泊まってもしょうがないかな、
ということで、浮上したのがカプセルホテル。
しかも、道玄坂なので、予想される二次会三次会の歓楽街からすぐのロケーション。
しばらく、東京で勤めていた事務所が道玄坂だったこともあり、
親近感があって決定。
*
三次会が終わって11時近くにチェックイン。
玄関はいってすぐのフロントで靴箱のカギを預けて、
ロッカーのカギを受け取る。
ロッカーには、着替えの室内着が置いてあったみたいだけど、
そのままカプセルに潜り込んで、そく睡眠。
案の定、3時頃目覚めて、
せっかくだから風呂にでもいってみようと、
まずロッカー室へ。
サウナ屋さんにあるような室内着に着替えて、
サウナもある浴室へ。
浴槽は、2M×3M位の大きさ、
そのとき入っていたのは、私の他1名のみ。
1時間くらいかけてゆっくり入り、
さっぱりしてから、同じフロアーにある休憩室へ。
ここは喫煙OKで、3〜4人が休んでました。
週刊雑誌類が置いてあって、ソファや自販機やTVがあって、カップ麺も売っている。
汗が引くまでしばらく休んで、
再びカプセルイン、再眠。
カプセル内は、私の身長(181センチ)ではぎりぎりで、奥行きにもう少し余裕が欲しい。
黒いパネルのところに時計やラジオやTVのチャンネルがある。
出入り口にロールブラインドが付いていて、
あんまり外は気にならない。
私は下の段を選んだけど、
大きないびきが多少気になったけど、
複数で一部屋に寝て、いびきがうるさい場合よりかなり良いように思う。
洗面所トイレもまあまあで、
ただウォッシュレットは欲しかった。
メイン通りからちょっと入ったこんなロケーション。
いかにも坂の街渋谷道玄坂という感じ。
翌朝、表通りに出ると、すぐにそば屋さんのチェーン店があったので、
そこでショウガ焼き+そばの定食で朝食¥530なり。
24時間活動し続ける街では、なんでもあって便利です。
渋谷駅は地下鉄も地上に出てくるくらいの谷間だから、
とにかく下り方向が駅。
昔の記憶をたどってしばし散策。
道玄坂通りに面してまだこんな古い建物もあったんだあなあ。
小路が入り組んでいて、昔からいい雰囲気を作ってる。
道玄坂やセンター街や宇田川や公園通りは、ハチ公口で、
3年くらいは、よく通ったものでした。