一年前と今、3年目の目標
入社してから3年目に突入しました。 嬉しい瞬間やつらい時間もたくさんありましたが、あっという間だったように感じます。
一年前に比べて、建物のことが少し理解できてきました。
それに伴って、できる仕事ややらせてもらえる仕事も増えました。
ただ、経験年数とともにできる仕事が増えるのは当たり前なので、今後は『できない仕事をするために自分に欠けている事』『自分が得意な仕事で、もっと早くこなせる仕事』 を考えていきたいです。
やらせてもらえる仕事が多くなってきた分、焦りや責任、プレッシャーを感じる場面も増えました。
入社後、「楽しんでやれよ」とよく言われました。
いわれた当初は「でも仕事だし、大変だな」と思っていました。 見習いのくせに生意気ですが、大学生の友人が遊んでいる中、なんで朝早くから寒い中で仕事してんだ、と思ったこともありました。
そんな時、どうしてこういう進路を選んだのか考えます。 木と家が好きだから。大工さんがかっこいいと思ったから。いつもこんな答えに辿り着きます。 できないなりにも好きな仕事をさせてもらっていることにもっとありがたみを感じなければと思いました。
せっかくなら楽しんでやらないともったいないなとも感じました。キツイと続かないし、モチベーションや効率にも影響すると思います。 思い返せば、自分が落ち込んでいるときは棟梁や先輩、現場の誰かが明るい空気を作ってくれていました。
今後はきついのを受け止めつつ、前向きに仕事をする姿勢を取っていく側に回れたらと思います。楽しむ余裕があるかないかではなく、余裕がない中でも楽しんで仕事をするのも力だと思いました。
この一年は自分の得手不得手を考えて、仕事に生かすこと、楽しんで仕事をすることを目標としたいです。
以前の自分のTレポートを読み返してみると「失敗を予測するネットワークを構築する」 と目標が掲げられていました。振り返ってみると、目標にはまだ届かない状態ではあり ますが、少しずつ自分のミスのパターンが見えてきたなと思います。
これは『得手不得手を考えて』につながる基本的なところです。 自分の場合は急いでいる時こそ落ち着いて動くことで回避できたであろう失敗が多い気 がします。これを念頭におきつつ、失敗を糧にして失敗を減らしていこうと思います。