| ローマ紀行 6 ・安田侃『ローマ展』を体験するために |
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イタリアローマ浸け、6泊7日間 |

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7.
12月1日・朝の散歩から
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朝の散歩も3日目。
前2日間は南に行ってたので、
きょうは、テルミニ駅北西側へ行ってみよう。
まず、テルミニ駅から・・・

ホテルのある南西側からアプローチする。夜明けに映える駅舎がうつくしい。

何の木だろう、ローマではよく見る木、駅前に生える木、針葉樹だろうと思うけど。

朝刊がどさっと、これからキオスクに配られるのだろう。

駅前のバスターミナル。ほとんどはここから出発できる。

例の西口、きれいです。

外灯のデザインもモダーン。

調和してる。

メトロB線入り口駅舎、ものすごくきれいにデザインされている。

そうこうしていたら、おもしろい仮説建築、発見。
中は、どうやらミュージアム。

つり構造のモダンデザイン、さすがイタリア。

木々を縫って配置されている。

駅パーキング、車もそんなに苦にしないで、運転できそうです。
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通りに出た朝市マーケット。






とにかく野菜や果物がとても豊富です。もちろん輸入品もあるのだろうけれど、
すべてが新鮮でおいしそうなんです。
このあたりの一次産業重視がうれしいですね。
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古典に浸りすぎたせいか、少しでもモダンなデザインにほっとする。

古い建物のテナント入居者の表示。

そこをくぐっていくと、感じのいい中庭、駐車スペースもある。

ここの建物の古典的エレベーターシャフト。

朝の出勤風景。

メッシュフェンスで囲われた、ちょっと高そうな集合住宅。

そしてまた古典とモダーン。

古典と融合しなければ、この都市は成立しない。

マップの青の25番、

通りから通りへ抜ける建物の内部を貫通する通路。

いい雰囲気の「エノティカ」いわゆる酒屋さん。
簡単な食料品まで置いてありました。
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3日目ともなると、
街の概要やメトロやATAC市バスを使っての移動で距離感なども、
だいたい把握できてきています
。
そして、朝の散歩を含めた中での街の雰囲気なども、充分体感させられていて、
どこに行くにも苦にならない状態までになってます
。
つまり、もう簡単なものでは、心が動かなくなってきていて、
日常的なものに近くなってきているのだけれど、
でもやはりそこは東洋の島国「日本人」
奈良や京都の古典のように「ほっ」と心が和むわけでもなく、
少しずつ消化不良ぎみになってきているなあ、
とは思っていました 。
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8.
12月1日その2・トレビの泉から、再びパンテオンへ
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