川俣正、
http://www5a.biglobe.ne.jp/~onthetab/
7月18日、
故郷幾春別を訪れる。



 『お寺と現代美術の衝突・融合』がテーマの一つである、当社設計施工の海容寺納骨堂新築工事の打ち合わせのためにわざわざ来ていただいた次第です。
 せっかく同級生で海外でも著名な現代美術家
(現在東京芸術大学先端芸術表現科教授)が、幾春別で生まれ育ったというのに、一つも足跡を残してないなんてという強い思いから、ぜひ実作を何かという提案に、快く両者の合意を見たわけです。
 私も引き合わせた甲斐があり、とてもありがたく思っております。


1.


ホール棟前での住職との談笑。


 
本堂前で昔の思い出話に花が咲く。


  
工事中の内部へ。状況を写真に納める。
納骨棟で図面を見ながら打合せ。
住職の話の中にあった
「本堂は精神的な空間、一方納骨堂は骨を納める物質的な空間」
それを繋ぐ渡り廊下に大変触発されたらしく、
ぜひその部分のデザインにかかわっていきたいということになりました。


 
本堂裏手の新町へも足を延ばし、
昔遊んだ川やお風呂屋の今はない存在をとても懐かしがっておりました。


 
本堂に場所を移すと前住職に習字を習っていたのも、
「まさにこの場所なんだよ。」
ますます感慨に耽っていました。
*
さらに話は、幾春別の街を愛する住職の想いに発展、
代表する炭坑遺産、奔別たて抗やコミニティや街づくりにまで
及んでいきました。

関連サイト:http://takebe.replanweb.net/takebe/report2003/kaiyouji/kaiyouji01.htm



そしてさっそく翌日の朝刊に北海道新聞と朝日新聞が、
記事にとりあげてくれました。



これが、道新。

*


そして、朝日新聞。




2. 炭坑遺産散策へ


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