*
岩見沢市役所ロビーに、
しばらく、駅周辺模型が展示され、
市民から「どのような駅舎がふさわしいのか」
意見やアイデアを募集していたことがあったのを、
ご存知でしょうか?

*

そして、
岩見沢駅舎建築デザインコンペが、
2005年1月31日締め切りで実施されました。

*

その1次審査の発表が、
2005年2月15日ネット上でおこなわれるということでしたが、
16日になってやっと、その結果が公開されました。


83

玉田 源・玉田 朋子

プロトフォルム一級建築士事務所

174

小島 真知

小島真知建築都市設計事務所

221

西村 浩

ワークヴィジョンズ

242

太田 理加

太田理加設計室

249

香川 精二

香川精二建築設計事務所

571

清正 崇・田中 昭成

清正崇建築設計スタジオ一級建築士事務所
田中昭成ケンチク事務所

693

河合 有人

竹中工務店北海道支店一級建築士事務所

737

宮田 節男

宮田・田中建築研究所

781

内海 彩・小杉 栄次郎

建築設計事務所KUS


結果はこのようなモノでした。
693・
河合 有人さん以外は、すべて東京勢のようです。
地元北海道勢は、惨敗、もちろん岩見沢も・・・。
悔しいけど、
やはり、
(ちから)』の差だったのでしょうか。


 

 
一般公開日には、本当に大勢の市民や関係者が見学に来ていました。
それだけでも、コンペをおこなった意義は大きかったと思います。
まず、前半は成功だったといえるのではないでしょうか。

私も時間の許す限り、他の作品を見させてもらいました。
その中で気にとまったモノの番号は、メモしていたのですが、
メモした番号の作品が、ひとつも1時審査を通ってない、
といいうのが、またちょっと気がかりです。

今度は、最終審査ヒアリングが、
3月5日におこなわれます。

今度は、岩見沢市民の視点に立って、
本当に市民が、
あの場所が求めてるモノが、
建ちあがっていくのか
しっかりと見守っていきたいと思ってます。

*

『森の中の駅舎』
JR岩見沢駅設計競技・見事に落選した武部案

実際にあの場所に建ちあがったとき、
いままでそこに当然建っていたかのように、
すんなりとロケーションに馴染んで、はまっている、
という練り上げたコンセプトと
そこから生まれたかたちに、
いまだに誰にも負けていないという自信と、
思い入れはいっぱいあったのですが・・・。



写真クリック・拡大



メタセコイヤを通して、
中央口カラマツ列柱(地元産大径木550φ)・130mの木組みのカーテンウォール、
さらにセンターホール木組みの大架構を見る。


*

『森の中の駅舎』・その5



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